屋久島では、夏になると見られるニセネッタイスズメダイの幼魚。サンゴの隙間でチラチラ泳いでいる姿がとても可愛いです。
100mmのマクロレンズでクローズアップすると、肉眼では確認できない体色の美しさに気づき、魚の色彩美の虜になれます。写真はまだまだ未熟なもので、体色やヒレの広がりを意識しすぎて目にまで配慮がいかずピンがきてません。。ひとりの生きものを最高の状態で撮影するのはとても難しく、とてもやりがいのある時間です。
ニセネッタイスズメダイの幼魚に散りばめられた無数の点は夜空に輝く星々のよう。2cmにも満たないこの生きものに宇宙の広がりを感じることができるのも水中写真の魅力かもしれません。
2018年8月6日
一湊港付近
水深7m